午前中の涼しい時に、いつもの渓谷に出かけました。犬たちとの散歩を兼ねています。
お散歩でも駆除期間ですから、銃と無線機とスポーツドリンクは必需です。
単独猟ですが、犬たちのマーカーを受信する必要があるので無線機も携行するのです。
午前9時過ぎに他の駆除メンバーと無線がつながります。ワイヤー罠を仕掛けていたけど、逃げられたそうです。毎日、稲を食いにくる悪いイノシシです。
準備をして、尾根添いの林道を歩きます。犬たちはもう大喜びで走り回ります。こんなに喜んでくれると、とうちゃんも嬉しいです。
こうして走り回っているうちに、犬たちの姿が見えなくなります。獲物の匂いを見つけたようです。銃に装填して吠えるのを待ちます。この瞬間がたまりません。
林道から下の谷底で、MOMOちゃんが吠えました。続いてQちゃんの声も聞こえます。獲物の声もかすかに聞こえます。「ビヒーーー」と言ってます。
「あーぁ、いつものタヌキかぁ」と思うのですが、最初の「ビ」が気になります。イノシシは、犬に噛みつかれると、「ビービー」と特徴的な悲鳴をあげるのですぐに分かります。今日も一瞬、その声が聞こえたような気がしたのです。
念のために谷を下ることしました。真っ逆さまに下ります。谷底までの標高差は約50mです。でも急なので危険です。やっと谷底にたどり着くと、MOMOちゃん、ハナちゃんが向かえにきて、「Qが獲物を独り占めするぅ」と言いあげです。
「よし、とうちゃんが怒ってやるから案内しろ」といって先に歩かせます。少し上流の倒木の下でQちゃんが獲物を押さえ込んで自慢げにしています。サイズからするとタヌキのようです。
でもよくみると嬉しいことに子供イノシシではありませんか。ビービー言えなかったのはのど笛を食いちぎられていたせいです。これではヒーヒーとしか言えません、Qちゃん、野蛮です。
さっそく獲物を取り上げて谷を登ります。でもこれがとんでもない苦行なのです。片手に獲物を持って、銃を背負って垂直にも思える斜面を登るのです。イノシシを放り投げては、そこまで這い上がります。気温も上がってきて、今度は私がヒーヒー言う番です。5分ごとに休憩です。もうまるで五体倒地の垂直版です。
もう少し大きいと仲間に救助要請をするのですが、このサイズでお願いしたら、向こう数十年、死ぬまで笑いものにされます。
こんなに苦労して獲物を持ち帰るのは、駆除作業の証拠として、写真撮影をする必要があるからです。第三者に一緒に写真に写っていただいて現認していただきます。この写真とシッポを市役所に提出するのです。
たった50mを1時間もかけて林道まで這い上がって、そこからトラックまでの1Kmの遠かったこと。帰宅したら午後1時でした。いやはや疲れましたぁ。
さて明日はクレー射撃・四国選手権大会です。四国チャンピオンを決めるのです。クラス不問のガチンコ対決です。多松選手は今回も出場です。またカップを持っていかれるのかなあ。
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